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kbel4
どうも、かっちゃん @iKatchan です。

パーリーピーポー、アメリカ英語ですね。

前回はイギリス英語とアメリカ英語の文法の違いを少しご紹介しましたが、そもそもどうしてアメリカ英語が生まれたのでしょうか?
アメリカに渡ったのはイギリス人なのだし、そのまま同じ英語を話せば良いのではなかったのでしょうか…

今回はイギリス人のアメリカ移住の歴史に触れつつ、アメリカ英語の出現についてお話します。

イギリスの強大化

イギリスの国力が増し、他国との貿易、先住民族とその土地の征服、植民地化が進むにつれて英語も世界中で使われるようになり、1620年にメイフラワー号でアメリカ大陸へ渡った清教徒達が使った英語は、オーストラリアで使われていたそれとは大きく異なったものでした。

北米大陸におけるイギリスの最初の植民地は、1607年にバージニア州ジェームズタウンに建設されました。
清教徒たちがニューイングランドに入植し、17世紀の終わりにはメーン州からジョージア州にいたる、東海岸の全ての地域が英国領になり、そして1664年、イギリスはオランダからニューアムステルダムを奪い、その土地を後の大都市となるニューヨークと改名。
領土の拡大と共に英語も普及していきました。

イギリス人のアメリカ入植後

アメリカ大陸にはイギリス人が今までに出会ったことのないものがたくさんありました。
それはつまり、新しいものに対する単語がなかったということです。

そこで新しい単語として、先住民が使っていた単語をアレンジして使い始めました。
その頃には既にアメリカ英語ができ始めていて、東海岸に訪れたイギリス人が、そこで話されている英語がイギリス英語と違うことに気づく程でした。

アメリカ移民はイギリスで使われ始めたautumn(=秋)を使わず、fallを使い続けました。
しかし変化もあり、gotがgottenに、rubbishがtrashになりました。
そのためか、アメリカ生まれのApple製Macのゴミ箱はTrashと表記されています。

北米大陸にはイギリスのみならず他の欧州諸国からの移民もいたため、英語以外の言語の単語もアメリカ英語に加わりました。
landscape(=景色)やhamburger(=ハンバーガー)などです。

それだけではなく、単語を組み合わせて新しい単語も作りました。
grasshopper(=バッタ)などがそうですね。

アメリカ英語の整理

independence
1776年のアメリカ独立宣言以降、イギリス英語とアメリカ英語の違いが顕著になっていきます。
アメリカ人は「新しく誕生した、自分たちの国」に強い誇りを持っていました。

1828年にはノア・ウェブスターによる「アメリカ英語辞書」が発表されました。
彼はアメリカ英語の整理に尽力し、最終的には単語のスペルを音韻規則的なものに変更し名を残した人物です。

イギリス英語のスペルのルールが複雑だったため、centreをcenterに、colourをcolorに変更したわけですね。
音楽を意味するmusicも、元はmusickというスペルだったようです。

アメリカ英語の現在

1800年には英語を話す人の4分の1がアメリカ英語の話者だったのが、現在ではその形勢が逆転しており、アメリカ英語の話者の方が多い状況となってしまいました。
いかにアメリカが世界において大きな影響力を持っているのかがわかる事実ですね。

日本では戦後の状況の影響からアメリカ英語の話者が多いですが、少しでもイギリス英語の魅力が伝わって学習者が増えればいいなと思います。

打倒!アメリカ英語!(違うか…)

次回は今回少し触れたスペルの違いについてお話します。
お楽しみに!

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