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前回は世界にはたくさんの種類の英語があるということをお話しました。

今回はその英語が世界中に広がった歴史を、かいつまんでお話します。

英語はどうして広まったの?

そもそも英語はイギリスの生まれた言語で、17世紀頃は欧州の人くらいがその存在を知っていたに過ぎない小さな言語でした。
シェークスピアがハムレットやロミオとジュリエット等を書いていた頃、英語の話者は数百万人程で欧州でも重要視されていませんでした。

英語が台頭してくるまではフランス語が世界言語とされ、宮廷ではフランス語を話すことが教養とされてもいました。

しかし、ヨーロッパの中でのイギリスの勢いが増し、植民地が増えるにつれて英語が国外に進出していきました。
そして、18世紀19世紀の産業革命です。
世界中がイギリスの技術や科学を求めるようになり、英語が重要な言語として広がっていくことになりました。

そういった背景から19世紀には、

Britain appeared as a colossus astride the world.

英国は世界をまたぐ巨人のよう。

と言われるようになりました。

そして第二次世界大戦後、勝者である超大国アメリカが世界の中心となることで、英語が世界言語となっていくことになりました。
その後アメリカを中心に広まったインターネットやWWWといった電子革命が、世界の主要言語としての英語の優位性を確固たるものにしました。

つまり、

English was in the right place at the right time.

英語は適切な時期に適切な場所にいた。

ということになり、歴史の気まぐれによって世界言語として広まったわけです。

国際機関での公用語は?

英語が世界言語だからといって、国際機関で英語のみが使われているわけではありません。

国連では英語をはじめ、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語、アラビア語が使われていますし、IOC(国際オリンピック委員会)の第一言語はフランス語です。
このように英語以外の言語も世界言語として広く使われています。

とは言っても、今後も英語はどんどん広がっていくでしょう。
話者の数も、話者のレベルも上がっていきます。

その時代になった時に取り残されないように、少しずつでも学んでいきたいですね。

次回は文法の違いについて簡単に書きます。
お楽しみに。

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